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事業内容
(株)雨宮商会
スタッドジベル工事
と呼ばれ、効率的に建物の強度を高めることができます。
目的と役割
スタッドジベル工事の主な目的と役割は以下の通りです。
- 一体化による構造強化:
鉄骨とコンクリートが一体となることで、それぞれ単独で使うよりも高い強度と剛性を発揮します。これは「合成構造」と呼ばれ、効率的に建物の強度を高めることができます。 - せん断力の伝達
コンクリートにかかる荷重(せん断力)を鉄骨に効率的に伝えることで、構造全体の安定性を向上させます。 - 耐震性の向上
建物が地震などの揺れを受けた際に、鉄骨とコンクリートが一体となって抵抗するため、耐震性能が向上します。 - 梁(はり)の断面の縮小
合成構造にすることで、鉄骨梁の断面を小さくすることができ、材料費の削減や設計の自由度を高めることにもつながります。
施工方法
スタッドジベルは、専用の溶接機(スタッド溶接機)を使って、鉄骨の梁や柱に直接溶接されます。コンクリートを打設する前に、鉄骨の上に一定間隔でスタッドジベルが取り付けられ、その上からコンクリートが流し込まれることで、スタッドジベルがコンクリートの中に埋め込まれ、鉄骨とコンクリートが強固に一体化します。
例えるなら、鉄骨が「手」、コンクリートが「握るもの」で、スタッドジベルが「指」のような役割を果たし、しっかりと握り合うことで離れないようにするイメージです。
スタッドジベル工事は、建物の安全性や耐久性に直結する重要な工事であり、高い技術と品質管理が求められます。
お問い合わせ
丈夫な床を支える!床工事の主要4工程
建物の床は、ただの平らな面ではありません。その下には、私たちの安全と建物の耐久性を支えるための緻密な工程が隠されています。ここでは、床を仕上げる主要な4つの工程をご紹介します。
1. デッキ工事
最初のステップは「デッキ工事」です。これは、床の基礎となる型枠を組み立てる作業で、コンクリートを流し込むための土台を作ります。
2. スタッドジベル工事:コンクリートの「芯」を打ち込む
次に重要なのが「スタッドジベル工事」です。この工程では、鉄骨とコンクリートを文字通り一体化させ、建物全体の強度と安定性を飛躍的に高めます。
スタッドジベルは、コンクリートの「芯」のような役割を果たします。これにより、建物が受ける振動や揺れに対する耐久性が大幅に向上するんです。1700アンペアという高圧電流を扱う専用の溶接機を使い、ピストルのような形状の機材から青い光を放ちながら、スタッド(金属製の棒)を鉄骨に溶接していきます。その様子はまさに「撃つ」ようで、現場では「スタッド打ち」と呼ばれています。
3. 配筋(鉄筋)工事
スタッドジベルが打ち込まれたら、その上に鉄筋を配置する「配筋工事」を行います。これにより、コンクリートの引っ張る力に対する強度を高め、ひび割れなどを防ぎます。
4. コンクリート打設工事
最後の工程は「コンクリート打設工事」です。デッキ、スタッドジベル、そして鉄筋が組み上がったところに、いよいよコンクリートを流し込み、床の形を完成させます。
これらの4つの工程が連携することで、私たちは安心して暮らせる、丈夫で安全な建物の床が完成します。

(株)雨宮紹介
山梨で信頼と実績!株式会社雨宮商会:ボルト・ナットから特殊工事まで
山梨県を拠点に、高品質なボルト・ナットの販売から専門的なスタッドジベル施工工事まで、幅広い事業を展開する株式会社雨宮商会です。昭和55年の設立以来、長年にわたり培ってきた技術と経験で、地域の産業と建築を支え続けています。
株式会社雨宮商会の強み
株式会社雨宮商会がお客様から選ばれる理由を、いくつかご紹介します。
豊富な品揃えと専門知識
私たちは、建築用、産業機械用、特殊用途など、あらゆるニーズに対応するボルト・ナットねじを幅広く取り扱っています。お客様の用途や環境に最適な製品をご提案できるよう、専門知識豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。
JLインサートの正規代理店
確かな品質と信頼性で知られるJLインサートの取扱代理店として、お客様の多様な要望にお応えしています。特定の用途で高いパフォーマンスを発揮するインサート材をお探しなら、ぜひご相談ください。
確かな技術力!スタッドジベル施工工事
建物の床を強く、安全にするために不可欠なスタッドジベル施工工事は、私たちの得意とする専門分野です。高圧電流を扱う特殊な溶接技術で、鉄骨とコンクリートを強固に一体化させ、建物の耐震性や耐久性を向上させます。長年の経験を持つ熟練の技術者が、安全かつ高品質な施工をお約束します。
電動工具の販売・サポート
工事現場や工場で欠かせないマキタ、日立などの高品質な電動工具も取り扱っています。お客様の作業効率向上に貢献する最適なツールをご提案し、アフターサポートまで一貫して対応いたします。